目次

MOZZIE


基本性能
固有アビリティ
装備

バイオグラフィー
経歴

「勘弁してくれ。クモとヤるためにここに来たわけじゃない」

前期中等教育を修了したマックス・グースは、オーストラリア国防大学に入学願書を送り、その後コンバット&セキュリティ部門で働くことになった。偵察作戦にダートバイクや全地形対応車を使用する歩兵連隊に配属されたグースは、陸路の運行を得意とし、奇襲・偵察・護衛任務における2輪車のエキスパートとして活躍した

カタリスト作戦では、特殊空挺部隊(SASR)の入隊試験を通過し口答えも控えたことから、その一員に選ばれた。無謀な運転を繰り返しながらも、そのオフロードでのスキルや頭の回転の速さは重宝された。スリッパー作戦では、作戦終了まで自身の責務を果たした。エスペランスの森林火災では、消防士を救助した功績を評する勲章が与えられた

グースは計算高く、将来的に導入予定の軍用ステルスバイクの試乗などに喜びを感じているが、レインボーシックスの一員になることに勝る栄誉はないと考えている

パーソナリティレポート

マックス・“Mozzie”・グースとトーリ・“Gridlock”・タリヨ・ファイルースは、単独でも十分有能だが、2人が合わさると厳格な司令官でさえも笑みをこぼしてしまうほどの信じられない離れ業をやってのける… もちろん、笑みがこぼれるのは、エスペランスの森林火災での作戦のときのように、成功した場合だけだが[…]2人の間には、他のオペレーターには見られない絶妙なバランスが存在している。彼らは、敵対したときや任務が友情を凌駕したときでも、お互いを助け合うのだろうか[…]

グースはバイクに乗っているときだけでなく、情報処理速度も極めて速い。他の人間が問題を分析し終えた頃には、具体的な対応策の実行可能性について検討し、全てのメリットとデメリットを分析した上で、バイクのエンジンを吹かせている。彼のおかげで貴重な時間を随分と節約できている。そうした早業の間は、常に髭の下に笑みを浮かべながら、目を輝かせ、周囲を不安にさせている。トラブルメーカーではあるが、根っからのエンターテイナーだ[…]

兄弟の真ん中として生まれたグースは、注目を浴びるためにはある程度の努力が必要だったのだろう。そうした環境が彼のエンターテイナーとしての素質を育んだに違いない。フリースタイルBMXや砂浜でのバギーレース、ハンドグライダーなどの危険なスポーツに出会ったことで、両親の注目を浴びれるようになったと冗談めかして話していたこともある。だが、そうした注目も、ダートバイクでスカイダイビングを始めたことを母親に話したときに完全に失ってしまったらしい[…]

彼から口汚い言葉で罵られるという「栄誉」にあずかる中で、多くの行動心理学者が提唱する、罵りが健康に良く、不適切な行為ではないという理論が正しいことを実感した[…]それどころか、グースはユーモアで痛みを和らげることができる。もしかすると彼は、自分の身長の低さを補うために品のないことを言って他人を威圧しているのかもしれない。身長のことで憤慨する彼を見ていると、この分析も的を射ているのではないかと思う

– DR.ハリシュヴァ・パンデー