目次

GLAZ


基本性能
固有アビリティ
装備

バイオグラフィー
経歴

「想像力は生きる糧だ。暗闇を抜け出すには、想像力が必要となる。それから、懐中電灯も」

ティムール・“Glaz”・グラズコフは、優秀なスナイパーで、スペツナズでもその腕を十分に発揮した。観察力と細部への注意力が卓越している。ウラジオストクの港町で育ち、芸術を学んだ

2004年、過激派がベスランの学校を占拠した事件では、子供を含む多くの死者が出た。この事件をきっかけに、Glazはロシア連邦陸軍に入隊した。一流のハバロフスク士官学校に在籍中、類まれな射撃技術を身に付け、すぐに近衛第45連隊から声がかかった。そこでは特殊任務や要人の護衛任務を行っていて、問題解決に当たるGlazのアプローチは非常にクリエイティブだという報告がされている。長距離射撃兵器の扱いにおいては、隊員の中で彼の右に出るものはいない。

パーソナリティレポート

ティムール・“Glaz”・グラズコフが傑出している点は、その機転の速さにある。任務に集中しすぎるタイプの人間としては、珍しい特性と言えるだろう。民間人に自分を理解することはできないと言い、私にも心を開くことはない。それについては、彼が正しいのかもしれない。それでも、ミーティング中の彼は私には愛想良く映った[…]

グラズコフは、高度な訓練を受けたマークスマンに求められる全ての能力を兼ね備えており、現場報告書には厳しい状況下でも臨機応変に立ち回れると記されている。複雑な考えを即座に噛み砕く能力は、彼の芸術的感性から来るものだろう[…]彼が描く絵は、実に表情豊かで生き生きとしている。それらは決して逃避で描かれているものではなく、精神の浄化、または自身の苦しみに対する悟りを表現したものなのだろうが、私には芸術を正当に評価できる知識はない[…]

彼は極東で育ち、士官学校での演習の中には中国との国境を越えた訓練も含まれていた。彼の中国語や中国文化に関する知識は有用なものとなるだろう[…]それ以外の生い立ちは、実に典型的と言える。トラブルに足を突っ込んでは、そこから脱出することの繰り返しだ。彼の初期の任務報告には、大した情報は載っていない。彼はそれを明らかに自覚しているが、詳しく話すつもりはないらしい[…]

グラズコフはチームのメンバーから尊敬されている。そのユーモアと観察力は彼の懐の深さを表しており、ビセンテ・“Capitão”・ソウザと上手く付き合える数少ないオペレーターの1人でもある。アレクサンドル・“Tachanka”・セナフィエフが「それはお前が目を失いかけたからだ」と言うと、彼は笑っていた[…]

右目の傷は武器によるものだと話しているが、彼の笑顔はそれが真相の全てではないことを物語っている。悩んでいるときにその傷を無意識にこする癖があることにも気がついた。私の考えすぎかもしれないし、ただ単に、FBI SWATのメンバーとポーカーをしているときの何かのサインな可能性もある

– DR.ハリシュヴァ・“Harry”・パンデー。レインボー・ディレクター