目次

CASTLE


基本性能
固有アビリティ
装備

バイオグラフィー
経歴

「いいか、今日は誰も死なせはしない。質問は後だ」

マイルズ・キャンベルは、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校を卒業し、刑事司法の学位を取得すると、すぐにロサンゼルス市警に採用された。その後、ロサンゼルス市警SWATチームに配属され、戦術支援や危険性の高い事件などで目覚ましい活躍を見せた。そのダイナミックかつ慎重な行動が評価され、早くに警部に昇進する。また、防衛線における優れた統制力により、最初の勲章を授与される

チームの安全を第一に考えるキャンベルは、完璧な防衛と補強技術・装備の開発にたゆまぬ努力を続ける。その後も多くの勲章を得ており、兵器のスペシャリストとしての資格も保有している。FBIエージェントに転属後は、ドイツ連邦警察(GSG-9)と訓練を共にし、その後FBI SWATチームに加入した。また、SASやGIGNといった国際法執行機関との部門横断型のトレーニングセッションへの参加経験も持つ。

パーソナリティレポート

キャンベルと最初のミーティングを始めてからものの数分で、私たちは古くからの友人のように打ち解けることができた。本当に人当たりの良い人物だ。「アメリカンフットボール」と我々の「フットボール」について冗談を言い合った(補足: 「サッカー」の語源を参照されたし)。そこだけは譲れない[…]

報告書では、キャンベルがレインボー部隊の他のオペレーターからいかに愛されており、「外交官」的役割を果たしているかについて繰り返し触れられていた。彼は、ある夜2人のオペレーターの間でヒートアップした議論をどのように収束させたか話してくれた。彼がチームの接着剤になっていることは確かだろう。このことや、彼のオープンな性格から、キャンベルがレインボーのどのメンバーとも上手くやっていけるだろうことが分かる。イライザ・“Ash”・コーエンが最も付き合いやすいと感じる相手が彼であるのも頷ける[…]

公私を問わず、彼はフェアプレイの精神を一貫して大事にしている。彼が見てきたものを考えれば、その思いを持ち続けるのは一見困難にも思える。だが彼は躊躇することなく言ってのけた。自分の仕事は、己を守る術がない人々を守ることだと。彼は正義感という動機のみならず、物事を良くしたいという願いを持っているようだ[…]

会話を通して、チームメイトや世界の文化に対する彼の想いや、彼が虐待から救った犬たちへの愛に触れることができた。好奇心旺盛なキャンベルは、学ぶこと自体を楽しめるタイプの人間だ。ドキュメンタリー番組を見るために夜更かしをすることが多いと聞き、とりわけ意気投合した。彼のポジティブなエネルギーは、結婚42年目を向かえた今も熱愛中であるという両親譲りのようだ。両親の仕事に対する姿勢だけでなく、その陽気な心をも彼は手本としているのだろう[…]

キャンベルは希望に溢れた人間だ。全ての人々の可能性を信じており、自分がそこに良い変化をもたらす主体となることを願っている。しかし、他者のことを考えすぎて、自分のことを見落としがちだ。最近、訓練の後に彼が怒りを露わにしたのもそれが原因と思われる。彼が自分自身に対して苛立っていたのは明らかだった。戦略の1つが、自分が望んだ形でうまく運ばなかったのだ。したがって、彼が他者に与えている励ましを、彼自身にも与える必要があると言える

– DR.ハリシュヴァ・“Harry”・パンデー。レインボー・ディレクター